DevRel Advent Calendar 13日目です。12日目はWataru Yamazakiさんの「やって良かった!」のプレゼン・登壇のためにでした。
この記事はF1最終戦を見た直後に書いており、まだ手が震えていますw いやー、衝撃的な結末でしたね!
2021年も残り半月あまり、今年1年、TwilioのDevRel日本担当として取り組んだことを「DevRel エンジニアフレンドリーになるための3C」の3Cに沿って振り返りたいと思います。
振り返ってみると結構やってたな。という感じw
コード(Code)
チュートリアルの作成とハンズオン実施
twilio.comのドキュメントやチュートリアルで十分ではないか?と思いながらもフル日本語チュートリアルを2020年に作り始め、2021年もいくつか追加しました。
今年新たに作成したハンズオンはこちら、コンソールが刷新されたので2022年は更新作業が...
- Twilio Flex(コンタクトセンター)ハンズオン
- Twilio Programmable Messaging (SMS)ハンズオン
- Twilio Programmable Voice (音声通話)ハンズオン
- ブラウザフォン構築ハンズオン
これらのチュートリアルについては第3四半期を除いてほぼ月に1回、ハンズオンで取り上げています。(というかハンズオンイベントのために作っているという方が正しいか?)
6月にはサーバーの運用監視サービスMackerelさんと共同でハンズオンも実施しています。
ハンズオンで学ぶ!MackerelとTwilioを使った運用監視と架電通知
TwilioQuestを日本語化
ハンズオンを実施していなかった第3四半期はゲームをしながらプログラミングやTwilio製品について学習できるTwilioQuestの日本語版リリースと関連イベント、アップデートに追われていました。自分のゲーム好きから始まったこの企画、予想以上に反響をいただけてたいへんうれしかったです。
コンテンツ(Content)
主にBlogがコンテンツの主戦場でした。
自分の記事はあまり出せなかったのですが、その代わり英語のBlogで評価の高いものを集中的に翻訳し、30記事以上を公開しました。Twilio Japan全体でもかなりの数を公開でき、指標の一つであるトラフィックも対前年比3桁%で伸びました。コンテンツの力、すごいなというのを再認識。
7月からテクニカルコンテンツの専任担当者が入社しているので来年はその方に日本のBlogプログラムについてリーダーシップを渡していく予定です。
コミュニティ(Community)
2021年は個人的に「Twilioコミュニティリスタート」の年として位置付けていました。
続・Twilio Championsインタビュー
Twilioではコミュニティに貢献する開発者を表彰するTwilio Championsプログラムを設けています。日本にも少なくない数のChampionがいらっしゃるので、皆さんを紹介したく思い2020年11月からインタビューシリーズ「Doerに聞く」を開始しました。
今年も1月~4月まで現役のTwilio Championsへのインタビューを引き続き実施しました。
2020年のインタビュー
2021年のインタビュー
SIGNAL 2021で「日本一早い SIGNAL re:cap」を実施
Twilioの年次カンファレンス「SIGNAL」ではメインプログラムとは別に開発者を対象とした「SIGNAL TV」を2019年からTwitchで配信しています。去年まですべて英語のプログラムだったものを、今年はSIGNAL TV終了直後に1日目、2日目ともTwilio Twitchチャンネルをジャックし、日本向けプログラムをお届けしました。
先ほどのインタビューにも登場いただいたChampionや、今年初めてプログラムに参加されたChampionをお招きして感想や今後の期待についてパネルディスカッション(というか感想会)を実施しています。
詳細についてはこちらのBlogでレポートしています。
TwilioJP-UG Onlineを始動
これまでオフラインでの活動が主だったTwilioのユーザーグループ、「TwilioJP-UG」ですが、コロナ禍によりミートアップの開催が途絶えていました。そこで主要なリーダーの皆さんにご相談し、オンラインでミートアップを実施する「TwilioJP-UG Online」の立ち上げ、運営スタッフとして参加させていただきました。
年明けから動き出し、打診や調整を経て、5月から約2ヵ月に一度という無理のないペースでミートアップを実施いただいています。
TwilioJP-UGのYouTubeにレコーディングが公開されています。
また、運営リーダーの一人でもある古里さんが、「はじめてのTwilio」を題材に、全8回にわたり本を読みながらサンプルを実装する読書会を実施されました。僕も毎回参加し過去に一度作ったきりだったSipフォンを再実装するなど楽しみました。
コミュニティへの取り組み全体を振り返るとリスタート、という意味ではまあまあだったかなと。まだまだ試行錯誤は続きます...
まとめと2022年にむけて
今回は仕事でやってきたことを主に取り上げましたが、上記以外にもDevRelCon Tokyo 2021や、DevRel/Japan 2021 CONFERENCEの運営参加・登壇、さらには英語で広がる開発者のキャリアの執筆などにも参加した盛りたくさんな1年となりました。
2022年はコンテンツからコミュニティ活動、そしてオンラインからオフラインへと軸足を移していき開発者のみなさんとリアルでお会いできることを心待ちにしています。
今年1年ありがとうございました。良いお年を!
カレンダー14日目は@shosuzさんの「2021年の Dev Rel 活動(登壇、執筆、等)振り返り」です。