転職エントリです。
下記の退職エントリを会社Blogでぶち上げるという前代未聞(?)なことをしましたが、本日、2019年10月7日にTwilio JapanにDeveloper Evangelistとして入社しました。
転職に至る背景
前職は2007年8月から12年間、長い間お世話になりました。いつの間にか日本オフィスで最古参になり、また、サポートエンジニア→エバンジェリスト→プリセールス→マーケティングと技術職から始まり、様々なロールを経験してきました。
これらのポジションを経る中で、自分がこれまでやれていたこと(≒強みだと感じていたこと)と会社が求めるロールとのギャップに数年間悩み、もやもやとしていました。*1
知り合いには「昔はVisual Studioがお友達、今はExcel、Word、PowerPointがお友達」と冗談っぽく話していましたが、全然冗談ではなく、それが実態でした。
特にここ数年は、ロールの特性もありコードを業務で書く時間が激減してしまい、また、プライベートでは子育てを優先し、勉強会にも顔を出すことがなくなりました。そのため、昔の貯金を切り崩しているという感覚は常にありました。
そんなわけで、技術を中心としたロールを自分のキャリアとしていきたいという思いが募り、転職となりました。
DevRel Meetupへの参加と子供たちの成長
前職の最後の2年は専任でマーケティングを担当しており、業務に活かすため、2018年の9月からDeveloper Relationsについて学べるDevRel Meetupに参加し始めました。このコミュニティでいろいろな気づきや学びを得ることができましたが、何よりも参加者の皆さんと会場で自分の経験談やロールについて話す機会を持つことができ、DevRelつながりの人脈が増やせたのが大きな収穫でした。恥ずかしながら、これまで自分と同じような立場の方々と突っ込んだ話をする機会がなく、「みんな同じような悩みを抱えているんだなー」と思った記憶があります。
さらに、このころには子供たちが成長し日々の生活リズムが定まってきたため、自分の時間を持ち始めることができるようにもなりました。*2
そこで10年ぶりくらいにPCを新調し、引退していたMMORPGも復帰しました。さらに、ついでに自分が使うためのツール開発もプライベートで始め、「自分はやはりコードを書いていたい」という思いを再認識しました。
Twilioとの出会い
そんな思いを抱いてはいましたが、即座に転職するというところまでは至っておらず、転職サービスを使うということもありませんでした。たまたまTwilioと出会った結果、転職に至るという流れになりました。「辞めてやる」とかそういうのでは決してありません。*3
きっかけは、2019年の3月に開催されたDevRelCon Tokyo 2019です。当日は世界で活躍するDevRel担当者のセッションを数多く聴講し、非常に刺激的なイベントでしたが、そこで用意されていたJob Board(求人ボード)にTwilioのエバンジェリスト募集があったことがすべての始まりです。
当日はTwilioの本社からハイヤリングマネージャーが来日してJob Boardに連絡先を書いていたので、即DMを送り、自分の紹介やロールについての興味を少しだけお話させていただきました。
その後、いろいろ経て今日に至ります。会社自体はかなり前から知っていましたし、前職からも何名か転職しています。どんな会社なの?とか、何を提供しているの?については別記事なのか、別のBlogなのかはわかりませんが、改めてご紹介させてください。
で、何をするの?
デベロッパーエバンジェリスト(Developer Evangelist)として、Twilioそのものについてや、提供するサービス、ソリューションの紹介、啓蒙を技術よりの立場から行っていきたいと考えています。コミュニティにBlogにTwitterにFacebookかな?(あんま変わらない)
さて、今日から本社でトレーニングです。行ってきます!
おまけ
DevRel Meetupに参加する→前の会社でいろいろ施策を打つ→DevRelCon Tokyoに参加してTwilioに出会う→DevRel/Japan Conferenceに登壇し、退職をアナウンス&後任を募集する
あれ、全部DevRel Meetupのせい(おかげ)じゃね?