この記事はDevRel Advent Calendar 2020の23日目です。
7日目を投稿してDevRel Meetup in TokyoのSlackで共有したところ、次のようなコメントをいただいたので空いていたところに登録しました。
今度こそ2020年を振り返らねば。
仕事ができなくなったぞ、どうしよう
TwilioのDeveloper Network部門はコンテンツやイベントを通じて開発者にTwilioを「知って」「使って」「好きになって」もらうことをミッションとしています。
その中でも僕が所属しているDeveloper Evangelismチームは開発者向けのコミュニティ勉強会やカンファレンス、イベントに参加、登壇する活動に比重がおかれていました。そのためCOVID-19の流行と各種イベントのキャンセル、そして外部イベントへの参加禁止はチームに大きく影響を与えました。
オンラインへの移行
外部イベントへの参加が禁止された結果、チーム全体がオンラインでの活動にシフトしました。僕自身も下記の通り3月以降、さまざまなオンライン活動を模索し、トライした1年でした。
ストリーミング配信を初体験
この中でも自身初となったのがストリーミング配信ですね。まさか自分が配信者になろうとは思ってもいませんでした。どんな配信をしているかはぜひこちらのチャンネルをご覧ください。ぶっつけ本番や自分の趣味を前面にだしたストリーミングなど、かなり自由にやっています。
オンライン配信については、もともとTwilioには主に米国在住のエバンジェリスト達がストリーミング配信を定期的に実施していました。今回のオンラインへのシフトにあたり、彼らがこれまでの知見を余すところなくチームに共有してくれたため、非常に参考になりました。
ただし、日本における配信プラットフォーム事情、時間帯、トピックはやはり米国のそれとは異なるものだと感じています。自分自身、何が正解なのかを模索する日々がまだ続いています。
この配信も含めたオンラインの取り組みから得られた知見についてはDevRelコミュニティの皆さんと本を執筆させていただきました。ご興味があればぜひ。
ストリーミングのほか、オンラインイベントやハンズオンセミナーなど実はいろいろ気付きがあった１年なのですが、それらについては別の機会に掘り下げていきます。
オンラインコミュニティの難しさ
一方、オンラインでのコミュニティ活動に難しさも感じています。参加する側ではなく運営、盛り上げていく側と考えた時、オフラインのような熱量をオンラインでいかに実現するか。そして、新規の参加者をどのように増やしていけるのか。この状況下においてもオンライン活動を継続されているコミュニティリーダーには脱帽です。
2021年の活動はどうする
日本に関して言えば2021年の前半はオンライン主体になると見ています。そのため、基本的には今年取り組んだ活動の継続、改善を考えています。
加えて自分自身の発信だけでなく自社製品を利用いただいている開発者への支援をオンラインで何かできないかと考えています。冬休みの宿題ですね。
来年の振り返りはどうなっているやら。
さて、24日目は横山 弘典さんです。
