Twilioに転職してケーキ vs パイの仁義なき争いに巻き込まれました

f:id:neri78:20201006234738p:plain 昨日でめでたくTwilioに転職して丸1年が経ちました。今日から2年目が始まります。あっという間に過ぎ去ってしまい、「まだ」1年なのか、「もう」1年なのかどちらなんでしょうかね。

ちょうど1年前のエントリはこちらですね。サンフランシスコに向かう飛行機の中から日本時間の7日に合わせて公開したのは良い思い出だったりしますw

neriwasabi.hatenablog.com

2週間、みっちりオンボーディングトレーニングをうける

先ほどのBlogを投稿したあと、サンフランシスコの本社で2週間トレーニングを受けてきました。最初の1週間は会社の成り立ちや製品の基礎トレーニングなどオンボーディングをきっちりと。数十人のトレーニング参加者のうち日本から参加していたのは僕を含めて2人（しかも会場で初めて知ったw）というアウェイ感はいつもの通りでした*1。

さて、このオンボーディングは今から思い起こすと積極採用し拡大を続けている組織だからこそ、きちんと理念や基礎知識を伝える大事な場と言えます。いきなりOJTでも良いのですが、「何のために」組織が、そして自分自身がこの会社にいるのかを考えさせられました。

また、Twilioは開発者の支持を得て拡大してきた組織であるため、どのポジションであってもオンボーディング中に必ずTwilioを使ったアプリケーションの作成が義務付けられています。ハンズオン的なトレーニングを受けながら利用方法を学べるため、これまでコード書いたことがない場合でも大丈夫なように指導してもらえます。これまで利用したことがないPythonだったため関数の使い方など、言語仕様を理解する方が製品の使い方を理解するのに比べて時間がかかりました。

2週目はチーム単位のミッションや日々の業務で利用するツールの導入、デモ練習、自己紹介Blogの執筆など、トレーニング後にスムーズに業務を開始できるような知識を得る機会でした。才能に溢れる同僚たちと話をするたびに、「自分についている錆を一刻も早く落とさねば」や「自分自身は着いていけるだろうか」と不安になったのを記憶しています。また、僕が所属するDeveloper Evangelismチームは世界中にメンバーが散らばっています。フルリモートにおけるコミュニケーション方法やミーティングの進め方などを学びました。

先駆者に教えを乞う

日本に戻る前から11月の展示会にアサインされるなどいろいろ無茶振りがありましたが、なんとかこなせるように、失望されないようにと必死だった記憶があります。新しいことを学ぶ喜びが増え、夕食後の時間を使っていろいろと試していたため寝落ちが増えたのもこのころですね。

さらに年末から年始にかけて、これまで日本でTwilio事業を展開されていたKDDI WebコミュニケーションズとSendGrid事業を展開されていた構造計画研究所、それぞれのエバンジェリストさんにご挨拶をさせていただきました。

向こうにしてみればゼロから市場を創ってきたところをいきなり日本法人が作られたことで複雑な思いをもたれたのではないかなと感じます。僕自身の立ち位置や全体としての日本市場の活性化を目指したいという点をお伝えし、仲良くさせていただいています。*2

初ミートアップを実施するもCOVID-19の影響を受けまくる

僕が所属するDeveloper Evangelismチームは社外で積極的に活動することでTwilioを「知って」もらい、「使って」もらい、「好きに」なってもらうことをミッションとして掲げています。

日本においても同様にTwilioの知名度向上や開発者コミュニティへの参加をしていく....はずだったのですが、入社から半年経たずに新型コロナウィルス感染症の影響を受けてしまいました。

2020年2月のDevelopers Summitに合わせて初ミートアップを開催したものの、その当日に新型コロナウィルスの感染拡大ニュースが報じられてしまいました。さらに3月には会社の方針として、オフラインイベントの参加が全世界で禁止され、カンファレンスのスポンサーも中止となるなど、社内が大きく揺れ動いていたのを覚えています。

twilio.connpass.com